ハイプロンは誰でも飲める?

「ハイプロンは誰でも飲める?」のイメージ画像

これはハイプロンに限った話ではありませんが、薬は誰もが無条件に飲めるわけではありません。

たとえば、ある人が飲めば病気を治す効果を得られるけれども、別の人が飲めば心身に異常をもたらす毒になる……という場合が往々にしてあるわけです。

ハイプロンの場合も、「こんな人は気をつけてください!」というものがあるので、注意しましょう。

 

具体的には、今まさに別の病気を治すために何らかの薬を飲んでいる方や、医薬品に対してアレルギーを起こしたことがある方は注意しなければなりません。

また、必ず害があるというわけではないものの、妊娠中の方、あるいは妊娠している可能性がある方、また現在赤ちゃんがいて授乳中の方も注意する必要があります。

 

その他、ハイプロンには「併用注意薬」が指定されています。

「一緒に飲んだら危ないかもしれないので医師に相談しましょうね」という薬のことです。

具体的には、筋弛緩剤やスキサメトニウム塩化物水和物、ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物……といった成分が含まれている医薬品を飲んでいる方は、先に医師に相談してからハイプロンを飲むかどうか決める必要があります(医師に「ダメ」と言われたら控えるのが安全です)。


上へ戻る